「遠くを見よう」

現代人の生活は、ほとんどが「近くを見る時間」で占められています。

スマホ、パソコン、タブレット、書類作業…。

気づけば一日中、30cm〜50cmの世界の中で過ごしている方がほとんどではないでしょうか。

つまり、現代人はほぼ「近くしか見ていない」状態です。

近くを見ることのデメリット5つ

① 目の筋肉が緊張し続ける(眼精疲労)

ピント調整の筋肉が働き続け、疲れ・かすみの原因になります。

② 自律神経が乱れやすくなる

近くを見る=交感神経優位の状態が続き、リラックスしにくくなります。

③ 姿勢が崩れる(猫背・ストレートネック)

頭が前に出て、首や背中に負担がかかります。

④ 呼吸が浅くなる

猫背により胸が圧迫され、呼吸が浅くなります。

⑤ 視野が狭くなり、脳も疲れる

一点集中が続き、脳が常に緊張状態になります。

遠くを見るメリット5つ

では逆に、「遠くを見る」とどうなるのか?

実は体にとって良い変化がたくさん起こります。

① 目の疲れが軽減する

ピント調整の筋肉がゆるみ、眼精疲労のリセットにつながります。

② 自律神経が整いやすくなる

遠くを見ることで副交感神経が働きやすくなり、リラックス状態に切り替わります。

③ 首・肩の負担が軽くなる

顔が自然に上がり、前傾姿勢がリセットされます。

④ 視野が広がり、脳の緊張がゆるむ

広い範囲を見ることで、脳も「全体モード」に切り替わります。

⑤ 呼吸が深くなる

胸が開きやすくなり、自然と呼吸が深くなります。

遠くを見ることで姿勢は変わる

ここがポイントです。

遠くを見ると自然に

・顔が上がる

・胸が開く

・背筋が伸びる

という変化が起きます。

つまり、姿勢を意識して正すのではなく、自然に整う状態を作れるということです。

「背筋を伸ばす」は難しい。でもこれならできる

よくあるアドバイスとして

・背筋を伸ばしましょう

・胸を張りましょう

と言われますが、これは意外と難しいです。

意識しても続かないですし、無理にやると力んでしまうこともあります。

まずは「目線を5°上げる」だけでOK

そこでおすすめなのが

「目線をほんの少し(約5°)上に上げる」こと。

これだけで

・首が自然に起きる

・猫背が軽減する

・呼吸が入りやすくなる

といった変化が起きます。

頑張る必要はありません。

ほんの少し目線を上げて、遠くを見る。

それだけで体は勝手に整う方向へ動いていきます。

まとめ

現代人は「近くを見る時間」が圧倒的に多く、

それが不調の原因の一つになっています。

だからこそ

・近くばかり見ている状態に気づく

・意識的に遠くを見る時間をつくる

・まずは目線を5°上げる

このシンプルな習慣を取り入れてみてください。

それだけでも

目・姿勢・呼吸・自律神経に、じわじわと良い変化が出てきます。

著者紹介

川崎省吾

兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長

JCM認定カイロプラクター 施術歴24年

平成16年に「朝霧整体院」開院

骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。

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