「最近なんだか体がしんどい」「若いころに比べて疲れやすくなった」
そんな不調を感じると、つい「歳のせいかな」と思ってしまう方は多いのではないでしょうか。
確かに年齢を重ねることで体は変化していきます。今回はその仕組みと、元気に過ごすためのポイントをお伝えします。
年齢を重ねると体はどうなる?
加齢とともに体にはさまざまな変化が訪れます。代表的なものは以下の5つです。
- 筋肉量の減少 → 動く力が衰え、疲れやすくなる
- 骨密度の低下 → 骨折リスクが高まる
- 血流や代謝の低下 → 冷えや回復力の低下につながる
- 関節の柔軟性低下 → 動作が硬くなり、痛みが出やすくなる
- 自律神経の乱れ → 睡眠の質や内臓機能にも影響
こうした変化は誰にでも起こる自然な流れですが、生活習慣やケア次第で進行を緩やかにすることは可能です。
医学的に治療が必要な場合も
注意したいのは、整体では治せない「医学的に対応が必要な病気」があることです。
骨粗しょう症による骨折、心疾患、重度の関節疾患などは医療機関での治療が欠かせません。
整体はあくまで「体を整え、不調を軽減し、健康を維持するサポート」として役立ちます。
医学的に治療が必要な場合も
注意したいのは、整体では治せない「医学的に対応が必要な病気」があることです。
骨粗しょう症による骨折、心疾患、重度の関節疾患などは医療機関での治療が欠かせません。
整体はあくまで「体を整え、不調を軽減し、健康を維持するサポート」として役立ちます。
放置すると選択肢が減ってしまう
「歳だから仕方ない」と不調を放置すると、年齢を重ねるほど打てる手段が限られてしまうのが現実です。
筋肉や関節の柔軟性は、日々のケアで大きく差が出ます。
高齢者と若年者の違い(数値で見る)
研究によると、加齢による筋力の回復スピードには明確な差があります。
- 運動後の筋タンパク質合成:
若年者は 約2.5倍 に増加、高齢者は 約1.5倍 にとどまり、反応は 40%ほど低下。 - 10日間のベッド安静での筋力低下:
若年者は 約15%低下、高齢者は 約30%低下。高齢者は 約2倍速く筋力が落ちる。 - 回復スピード:
若年者は失った筋肉を 2〜3週間で回復できるのに対し、
高齢者は 6〜8週間以上 かかる。つまり、回復は若い人の3分の1程度。
この差が積み重なることで、「年齢のせいで体が弱る」という現実につながってしまうのです。
年を重ねても元気な人はいる
しかし同じ80代でも、毎日散歩や旅行を楽しんでいる方もいます。
この違いを生むのは「年齢」ではなく、体のメンテナンスをしてきたかどうかです。
元気に過ごしている方ほど、若い頃から運動やケアを習慣にしています。
健康寿命を延ばすために
日本人の平均寿命は約84歳ですが、健康寿命は 約74歳。
その差 10年 は「思うように動けない」「介助が必要になる」可能性が高い期間です。
この差を縮めるには、早いうちからのケアが欠かせません。
整体で体を整え、血流や姿勢を改善することは、健康寿命を延ばす大きな助けになります。
整体が有効なうちに
整体は「まだ体に柔軟性や回復力が残っているうち」に始めるのがポイントです。
例えば、腰痛や肩こりも軽いうちなら数回の施術とセルフケアで改善しますが、長年放置した場合は回復に数倍の時間と労力が必要になります。
「歳だから仕方ない」とあきらめてからでは遅いのです。
元気な未来をつくるには“今”が一番若い時です。
まとめ
「不調=歳のせい」と決めつけるのは早すぎます。
整体を始めるベストタイミングは「まだ動ける今この瞬間」です。
10年後、20年後も自分の足で元気に歩くために、今日から体を整えていきましょう。
著者紹介

川崎省吾
兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長
JCM認定カイロプラクター 施術歴24年
平成16年に「朝霧整体院」開院
骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。
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朝霧整体院でございます。