中腰姿勢による腰痛対策

おはようございます!

明石市の朝霧整体院川崎です。

腰痛にお悩みの方は多いのですが、ギックリ腰などの原因で特によく見受けられるのが

  • 重いものを持ち上げようとして痛める
  • 洗顔しようとした時に痛める
  • 食器を洗い終わった後痛める
  • 草抜きをした後痛める
  • 赤ちゃんのお世話をした後に痛める

これらはすべて「中腰=前傾姿勢」が起因しています。

なぜ中腰が腰痛になりやすいのか?

体重の負担がよりかかりやすい

立位姿勢に比べると、少し前傾した中腰の姿勢は負荷が1.5倍かかっています。

さらに座位での前傾姿勢では実に立位姿勢の2倍以上の負荷がかかっています。

腸腰筋が緊張しやすい

股関節と腰椎をつなぐ重要な筋肉が腸腰筋です。

腸腰筋は股関節を屈曲させる作用がありますが、中腰時に腸腰筋は強く縮み続けている状態となっています。

この緊張状態が続くと立位に戻る時にスムーズに腰を伸ばせず痛みを発生させやすくなります。

仙腸関節が不安定になりやすい

骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節。

中腰の姿勢が続くと、周辺の靭帯が引き伸ばされて仙腸関節にズレが生じます。

ズレが生じた状態で動くと不安定になり、腰痛が起こりやすくなります。

自分で行う対策

おへそを引っ込めて立ち上がる

中腰から腰を伸ばす時に痛めるのは、骨盤が不安定になっていることが原因です。

骨盤を支えている腹横筋を、おへそを引っ込めるようにすることで、骨盤が安定して負担なく動けるようになります。

草むしりなどの作業は椅子を使わない

座っての前傾姿勢」は立っている時の2倍以上の負荷がかかってしまいます。

草むしりなど継続的にしゃがんで行う作業時は、椅子を使わないようにしましょう。

20分以上の同一姿勢を避ける

本来人間の体は30分以上の同一姿勢には耐えられない作りにできています。

まして中腰はもともとより負荷がかかる姿勢ですので、20分経つ前に体勢を入れ替えるようにしていきましょう。

このようにして改善していきます

骨盤や背骨など骨格の歪みを取れば関節の可動域が広がり、身体が楽に動かせるようになるので痛みが出る確率がグッと下がります。

頭蓋骨や内臓の調整を行うと、自律神経のバランスが整い、身体が緩みやすいモードになります。

骨格の歪みや自律神経のバランスが整うと、身体は自分で体を修復する自然治癒力で症状を改善していくようになります。

「歪みを正して自分で治せる身体にしていこう」というのがすべての症状における当院の施術方針です。

朝霧整体院