気づいたら歯を食いしばっているあなたへ

その無意識のクセ、体からのサインかもしれません

「気づいたら歯を食いしばっていた」

そんな経験、ありませんか?

実はこの“食いしばり”は、ほとんどの場合 無意識のうちに起こっている ものです。

集中しているとき、緊張しているとき、パソコンやスマホを見ているとき——

自分では力を入れているつもりがなくても、

顎や首、肩にギュッと力が入ってしまっていることがよくあります。

なぜ人は食いしばるのか?

原因はひとつではありません。

  1. ストレスや不安、プレッシャー
  2. 姿勢の崩れ(猫背・前のめり姿勢)
  3. 噛み合わせのアンバランス
  4. 呼吸の浅さや自律神経の乱れ

特に現代人は、デスクワークやスマホ操作によって

首や顎まわりの筋肉が常に緊張しやすい状態 にあります。

その結果、気づかないうちに「歯を食いしばるクセ」が習慣化してしまうのです。

食いしばり以外にもこんなサインが…

「私は歯ぎしりも食いしばりもしていない」と思っていても、

実は体がこうしたサインを出している場合があります。

  1. 息を止めていることが多い
  2. 眉間にシワを寄せている
  3. 舌が常に上あごについている
  4. 肩が上がっている(力が抜けない)

これらはすべて、“緊張モード(交感神経優位)”のサインです。

つまり、 心身が常に力んでいる状態 といえます。

食いしばりが頻繁に起こるとどうなる?

食いしばりが続くと、

  1. 顎関節の痛み
  2. 頭痛、首こり、肩こり
  3. 歯のすり減りや欠け
  4. 顔の歪みやエラ張り

といった症状が現れます。

特に朝起きた時に「顎が疲れている」「こめかみが痛い」と感じる方は、

睡眠中に食いしばっている可能性が高いです。

マウスピースは“歯の保護”が目的

歯科でマウスピースを作るのは悪いことではありません。

ただし、あくまで 歯を守るための対症療法 です。

根本的に「食いしばるクセ」を改善するには、

体と心の両面からアプローチする必要があります。

セルフケアの第一歩は「気づくこと」

食いしばりを減らす第一歩は、

自分が食いしばっている瞬間に“気づく”こと。

  1. 仕事中にふと顎をゆるめる
  2. 深呼吸をして肩の力を抜く
  3. 鏡を見て眉間や口元の力をチェックする

1日に何度か意識的にリセットしてあげるだけでも、

顎や首の緊張は驚くほど軽くなります。

整体でできる食いしばりアプローチ

整体では、顎だけでなく、

首・頭・肩・胸郭のバランスを整えること を重視します。

特に胸の前側(大胸筋や鎖骨まわり)が硬くなると、

呼吸が浅くなり、結果的に食いしばりが強くなります。

当院では、

  1. 頭蓋骨の調整(側頭骨・下顎骨の動きを促す)
  2. 胸郭・頚椎のリリース
  3. 自律神経を整える手技

などを組み合わせて、

「力みにくい体」へ導く 施術を行っています。

まとめ

「食いしばり」は単なるクセではなく、

体や心の緊張状態を教えてくれるサイン です。

まずは「気づくこと」から始めて、

少しずつ力を抜ける時間を増やしていきましょう。

もし顎や首、肩まわりの疲れが取れにくい場合は、

整体によるバランス調整もおすすめです。

著者紹介

川崎省吾

兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長

JCM認定カイロプラクター 施術歴24年

平成16年に「朝霧整体院」開院

骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。

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