その無意識のクセ、体からのサインかもしれません
「気づいたら歯を食いしばっていた」
そんな経験、ありませんか?
実はこの“食いしばり”は、ほとんどの場合 無意識のうちに起こっている ものです。
集中しているとき、緊張しているとき、パソコンやスマホを見ているとき——
自分では力を入れているつもりがなくても、
顎や首、肩にギュッと力が入ってしまっていることがよくあります。
なぜ人は食いしばるのか?
原因はひとつではありません。
- ストレスや不安、プレッシャー
- 姿勢の崩れ(猫背・前のめり姿勢)
- 噛み合わせのアンバランス
- 呼吸の浅さや自律神経の乱れ
特に現代人は、デスクワークやスマホ操作によって
首や顎まわりの筋肉が常に緊張しやすい状態 にあります。
その結果、気づかないうちに「歯を食いしばるクセ」が習慣化してしまうのです。
食いしばり以外にもこんなサインが…
「私は歯ぎしりも食いしばりもしていない」と思っていても、
実は体がこうしたサインを出している場合があります。
- 息を止めていることが多い
- 眉間にシワを寄せている
- 舌が常に上あごについている
- 肩が上がっている(力が抜けない)
これらはすべて、“緊張モード(交感神経優位)”のサインです。
つまり、 心身が常に力んでいる状態 といえます。
食いしばりが頻繁に起こるとどうなる?
食いしばりが続くと、
- 顎関節の痛み
- 頭痛、首こり、肩こり
- 歯のすり減りや欠け
- 顔の歪みやエラ張り
といった症状が現れます。
特に朝起きた時に「顎が疲れている」「こめかみが痛い」と感じる方は、
睡眠中に食いしばっている可能性が高いです。
マウスピースは“歯の保護”が目的
歯科でマウスピースを作るのは悪いことではありません。
ただし、あくまで 歯を守るための対症療法 です。
根本的に「食いしばるクセ」を改善するには、
体と心の両面からアプローチする必要があります。
セルフケアの第一歩は「気づくこと」
食いしばりを減らす第一歩は、
自分が食いしばっている瞬間に“気づく”こと。
- 仕事中にふと顎をゆるめる
- 深呼吸をして肩の力を抜く
- 鏡を見て眉間や口元の力をチェックする
1日に何度か意識的にリセットしてあげるだけでも、
顎や首の緊張は驚くほど軽くなります。
整体でできる食いしばりアプローチ
整体では、顎だけでなく、
首・頭・肩・胸郭のバランスを整えること を重視します。
特に胸の前側(大胸筋や鎖骨まわり)が硬くなると、
呼吸が浅くなり、結果的に食いしばりが強くなります。
当院では、
- 頭蓋骨の調整(側頭骨・下顎骨の動きを促す)
- 胸郭・頚椎のリリース
- 自律神経を整える手技
などを組み合わせて、
「力みにくい体」へ導く 施術を行っています。
まとめ
「食いしばり」は単なるクセではなく、
体や心の緊張状態を教えてくれるサイン です。
まずは「気づくこと」から始めて、
少しずつ力を抜ける時間を増やしていきましょう。
もし顎や首、肩まわりの疲れが取れにくい場合は、
整体によるバランス調整もおすすめです。
著者紹介

川崎省吾
兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長
JCM認定カイロプラクター 施術歴24年
平成16年に「朝霧整体院」開院
骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。
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