気温が5℃下がるとカラダに何が起こる?

朝晩がぐっと冷え込んできましたね。

「昨日より寒いな」と感じる日が増えてくるこの時期、

実は気温が5℃下がるだけで、私たちの体は大きなストレスを受けています。

医学的にも統計的にも、気温変化への体の反応は意外と敏感なんです。

気温が5℃下がると起こるカラダの反応

血管が収縮して血圧が上がる

気温が下がると、体は熱を逃がさないようにするために

皮膚近くの血管をギュッと縮めます。

この反応で血圧が上がったり、手足が冷たく感じたりすることがあります。

アメリカ心臓協会(AHA)でも「寒冷時は血圧上昇リスクが高まる」と報告されています。

また、寒さにより血液の粘度(ドロドロ度)が少し上がるため、

肩こりや頭痛などの原因にもつながります。

自律神経が“緊張モード”に

体が冷えると、体温を保つために交感神経が優位になります。

その結果、

  • 手足の冷え
  • 肩や首のこり
  • 眠りの浅さ
  • だるさ・疲労感

などが現れやすくなります。

寒い日に「なんとなく体が固まる」「呼吸が浅い」

と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

呼吸器・免疫への影響

イギリスの研究によると、平均気温が5℃以下の環境で

1℃下がるごとに呼吸器疾患の受診率が10%以上増加 したという報告があります。

つまり、気温の低下は風邪やウイルス感染などにも直結しているのです。

筋肉・関節も硬くなる

気温が下がると血流が滞りやすく、筋肉や関節も動きづらくなります。

特に「朝の動き出し」「長時間座った後の立ち上がり」で

腰や膝に違和感を覚える方が増えるのはこのためです。

5℃下がると「なんとなく不調」が増える理由

気温が下がると、体には段階的に変化が出やすくなります。

例えば、20℃から15℃くらいに下がった時には、まず末端の血流が落ちやすくなり、

手足の冷え、肩や首のこり、むくみといった症状が現れやすくなります。

さらに、15℃から10℃まで下がるようなタイミングでは、

体がより強く縮こまりやすくなるため、

腰が重い、膝がこわばる、便の調子が乱れる、眠りが浅くなるといった不調が出てきます。

また、室内と屋外の気温差が大きいときは、自律神経が温度調整に追われて疲れてしまいます。

その結果、頭痛、だるさ、やる気が出にくいといった状態に繋がることがあります。

つまり「寒くなったな」と感じたタイミングが、体を整えるサインなのです。

整体でできる“5℃の変化”対策

当院では、こうした寒暖差による不調に対して

「冷え」「自律神経」「巡り」を整える施術を行っています。

骨盤矯正&電磁パルスコース

冷えで固まりやすい骨盤周囲や下半身を集中的にアプローチ。

代謝や血流の滞りを改善し、“温まる体”を作ります。

腸活リセット整体コース

寒さで動きが鈍りやすい腸を整え、内臓の巡りと自律神経のバランスをサポート。

便秘・冷え・むくみなどにも効果的です。

まとめ:気温が下がったら“体のサイン”を見逃さない

気温の変化は誰にでも起こる自然な現象ですが、

体が対応しきれなくなると“なんとなく不調”が現れます。

「冷えてるな」「肩が重いな」と感じたら、

それは体が「整えてほしい」と伝えているサイン。

早めにケアをして、寒い季節を快適に乗り切りましょう。

著者紹介

川崎省吾

兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長

JCM認定カイロプラクター 施術歴24年

平成16年に「朝霧整体院」開院

骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。

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朝霧整体院