腰痛の真犯人!仙骨について

「腰が痛い=腰の筋肉や背骨の問題」

そう思われがちですが、実は腰痛の原因が腰そのものではないケースは非常に多くあります。

その代表格が、仙骨(せんこつ)と仙腸関節です。

今回は、腰痛と深く関わる「仙骨」について、わかりやすく解説します。

仙骨の働きと存在意義

仙骨とは、背骨の一番下に位置する三角形の大きな骨で、

左右の腸骨に挟まれるように存在しています。

仙骨の主な役割は、

  • 上半身の体重を受け止める
  • 体重を左右の脚へ分散させる
  • 骨盤全体の安定性を保つ

つまり仙骨は、

「上半身と下半身をつなぐ土台」のような役割を担っているのです。

この土台が不安定になると、腰や股関節、脚にまで影響が及びます。

仙骨と腸骨をつなぐ「仙腸関節」とは?

仙骨と左右の腸骨をつないでいる関節を

仙腸関節(せんちょうかんせつ)と呼びます。

この関節の特徴は、

  • 動きはごくわずか
  • その分、安定性が非常に重要
  • 衝撃を吸収するクッションの役割

という点です。

動かないように見えて、

実は“微妙な動き”があるからこそ体はスムーズに動ける

それが仙腸関節の特徴です。

仙腸関節に負荷がかかると腰痛が出る理由

仙腸関節は、少しのズレや緊張でも、

  • 周囲の靭帯が引っ張られる
  • 神経が刺激される
  • 筋肉が防御反応で硬くなる

といった反応が起こります。

すると、

  • 朝起きたときの腰痛
  • 動き始めの痛み
  • 片側だけの腰の違和感

といった症状が現れやすくなります。

レントゲンやMRIでは異常が見つからない腰痛の多くが、

この仙腸関節のトラブルと関係しています。

仙腸関節に負荷がかかる主な原因

仙腸関節に負担をかけてしまう原因は、日常生活の中にたくさん潜んでいます。

  • 長時間の座り姿勢
  • 片足重心・足を組むクセ
  • 中腰での作業が多い
  • 出産による骨盤の変化
  • 運動不足・筋力低下
  • 急な運動や無理なストレッチ

特に、

「いつも同じ姿勢・同じ動き」は要注意です。

体は楽をしようとして偏った使い方を覚え、

気づかないうちに仙腸関節へ負担が集中してしまいます。

仙腸関節のトラブルから起こる症状

仙腸関節に問題が起こると、症状は腰だけにとどまりません。

  • 腰痛(片側が多い)
  • お尻の奥の痛み
  • 股関節の違和感
  • 太ももへの放散痛
  • 長時間座れない
  • 寝返りで痛む

「坐骨神経痛かな?」と思っていた症状が、

実は仙腸関節由来だった、というケースも珍しくありません。

仙腸関節を守る!予防法について

仙腸関節を守るために大切なのは、

“頑張りすぎない体の使い方”です。

日常でできる予防ポイント

  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 座るときは左右均等を意識
  • 深く腰を丸めすぎない
  • お尻や股関節をやさしく動かす
  • 無理なストレッチは避ける

そして何より大切なのが、

骨盤全体のバランスを整えることです。

まとめ:腰痛改善のカギは「仙骨」にあり

腰痛がなかなか改善しない場合、

腰だけを見続けても答えが見つからないことがあります。

  • 体の土台である仙骨
  • 体重を支える仙腸関節

ここに目を向けることで、

長年の腰痛が大きく変化することも少なくありません。

朝霧整体院では、

腰だけでなく「骨盤・仙骨・全身のバランス」を重視した施術で、

根本からの改善をサポートしています。

「その腰痛、どこが本当の原因なのか」

一度、体全体から見直してみませんか?

著者紹介

川崎省吾

兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長

JCM認定カイロプラクター 施術歴24年

平成16年に「朝霧整体院」開院

骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。

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