正しい朝の体の目覚まし方
朝、テレビやSNSでも「朝のストレッチで一日を快適に!」とよく耳にしますよね。
しかし実はこの“朝のストレッチ”、やり方を間違えると体を痛めるリスクがあることをご存じでしょうか?
朝のストレッチは意外と危険!その原因は?
寝起きの体は、まだ「準備が整っていない状態」。
筋肉や関節、そして神経系も“休眠モード”から切り替わっておらず、柔軟性や反応が鈍い時間帯です。
そんな状態でいきなり筋肉を強く伸ばす静的ストレッチ(前屈や開脚など)を行うと、筋線維に細かな損傷が起こりやすく、ぎっくり腰や肉離れのきっかけになることもあります。
特に冷え込みが強い季節や、寝起き直後に無理やり体を動かすのは要注意です。
朝ストレッチした時に起こり得る危険なこと
- ・筋肉や腱を急に引き伸ばして痛める
- ・血圧が急上昇してめまいが起こる
- ・自律神経が乱れ、一日中だるさが残る
- ・寝起きの腰や首に負担がかかり、慢性的な痛みの引き金に
つまり「朝だからこそいきなり伸ばさず慎重に動かす必要がある」ということなんです。
朝行うべきはまず“血液循環”を良くすること
ストレッチよりも先に行いたいのが、体をゆるめて血流を促す動き。
例えばこんな簡単な動きが効果的です👇
- 手足をぶらぶらさせる
- 肩を軽く回す
- 深呼吸をしながら全身をゆらす
- 布団の上で軽く寝返りを打つ
これだけでも筋温が上がり、筋肉が伸びやすくなります。
“準備運動”をしてからストレッチを行うことで、ケガのリスクを減らせます。
静的ストレッチより動的ストレッチがおすすめ!
朝に行うなら「動的ストレッチ」=リズムよく体を動かすタイプのストレッチが安全でおすすめです。
・膝の曲げ伸ばしをゆっくり繰り返す
・体を左右に軽くひねる
・かかとの上げ下げでふくらはぎを動かす
こうした「揺らす」「回す」「動かす」動きで、全身の血流を促しながら関節をスムーズに目覚めさせていきましょう。
無理に伸ばすよりも、気持ちよく体を温めることがポイントです。
整体師も行っている「朝のおすすめルーティン」
まとめ
朝のストレッチは「やる・やらない」ではなく、“やり方次第”でプラスにもマイナスにもなるというのが正解です。
寝起きの体をいきなり引き伸ばすのではなく、
まずは“血流を動かす → 体を温める → ゆっくり伸ばす”
この順番を意識してみてくださいね。
著者紹介
川崎省吾
兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長
JCM認定カイロプラクター 施術歴24年
平成16年に「朝霧整体院」開院
骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。
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