腕を体の前で横に振って歩くのはなぜ?

こんにちは。

朝霧整体院の川崎です。

街を歩いていると、

腕を体の前で横に振る歩き方の方を見かけることがあります。

実はこれにはしっかりとした理由があります。

今日はそのメカニズムと改善ポイントについてお伝えします。

腕は「バランスを取る役目」

本来、腕は前後に振ることで…

  1. 体のねじれ(体幹の回旋)をサポート
  2. 歩くときの推進力を補助
  3. 着地時のバランスを安定させる

という大切な役割をしています。

ところが、何らかの原因で

体幹や骨盤の動きが出ない場合…

腕が前後ではなく、横へ振らされてしまう

=代償動作が起きている状態

になります。

考えられる主な原因は?

体幹(胸椎・肋骨)の動き不足

①体幹(胸椎・肋骨)の動き不足

上半身のひねりが出ないと

腕でバランスを取ろうとする

②骨盤や股関節の回旋不足

骨盤がうまく回らず、左右に揺れやすい

③肩甲骨の動きが悪い(巻き肩・猫背)

前方重心になることで、腕が前側に流れる

歩幅が小さい・癖・運動不足

正しい歩行リズムが崩れている

 

↑こういった要因が組み合わされることで、

肩〜腕が横ぶりに見えることが多いです。

横振りのまま歩くと…?

一時的には代償になりますが、続くと

  • 肩こり
  • 巻き肩の悪化
  • 腰痛や膝痛
  • 疲れやすい歩き方に

などのリスクが高まります。

改善のポイント

朝霧整体院では下記を中心に整えていきます。

  1. 肩甲骨の後方滑り改善
  2. 胸椎・肋骨の柔軟性向上
  3. 骨盤・股関節の回旋改善
  4. 歩行の連動性を高める調整

正しい腕振りは身体が勝手に前後へ戻ります

=「腕を治す」のではなく「体幹と骨盤を整える」のが鍵

セルフでできる簡単対策(ご自宅用)

✔ 胸を軽く開きながら深呼吸

✔ 肩甲骨を後ろへ寄せる意識

✔ 少し歩幅を大きくして歩く

※無理のない範囲でお試しください

まとめ

  1. 腕が横に振れるのは原因ではなく代償
  2. 体幹・骨盤・肩甲骨の動き不足が関与
  3. 正しい動きを出すことで自然に改善していく

歩き方は体の状態を映し出す鏡です。

気になる方は、一度ご相談くださいね😊

著者紹介

川崎省吾

兵庫県明石市市の整体院「朝霧整体院」院長

JCM認定カイロプラクター 施術歴24年

平成16年に「朝霧整体院」開院

骨盤や頭蓋骨をはじめ全身の歪み調整を行うことで「寝たら治る体作り」を目指し、日々施術活動にまい進している。

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